アラフィフからのスイス暮らし

『NEVER TOO LATE』をいつも心の真ん中に置いて日々暮らしています。

膀胱炎をハーブティで治す

疲れとちょっとしたストレスで免疫力が下がったせいなのか、1週間前に膀胱炎になってしまいました。

日本にいた時も、仕事が忙しく疲れが溜まった時に膀胱炎になってしまったことがありました。

そんな時は、すぐに病院へ行って処方箋の薬をもらってきました。

しかし、スイスでは膀胱炎ぐらいでは病院へは行きません。

よほど重症でないかぎり、クランベリー配合のD-マンノースという自然治癒薬か、ハーブティーで治すのが主流です。

今回は、比較的軽い症状だったのでハーブティーで治しました。

膀胱炎の時に飲むハーブティーを紹介します。

 

 

今回の症状

朝、急にトイレに行きたくなり、いつもより早く目覚めました。

トイレに行って、排尿した後に違和感を感じました。

でも、前の日に赤ワインをたっぷり飲んだので、膀胱にたくさん尿が溜まっていたからかな?とその時はそれほど気にも留めませんでした。

しかし、5分もしないうちにまたトイレに行きたくなり、トイレに行くも痛みはあるものの、ほとんど尿は出ませんでした。

この時、膀胱炎になってしまったことを確信しました。

膀胱炎は軽度のうちに手を打った方がいいので、近くのスーパーに駆け込んで、膀胱炎のハーブティを早速買いに行きました。

 

Klostergarten(修道院の庭)のBlasentee(膀胱炎のお茶)

 

Klostergarten-Blansentee

Klostergarten(修道院の庭)というブランドのハーブティは、他にも風邪用、胃腸用等色々な種類があります。

中世の修道院の庭園は、もともと自給自足を目的とした実用園でした。

この時代の修道院は、植物の栽培、自然および文化的景観への分布、栄養、医学、文化、日常生活での使用に大きな影響を与えました。

これらの背景から、Klostergarten(修道院の庭)というブランドになりました。

1箱に20包入っており、2.50CHF(約300円)で、Migrosというスーパーで購入できます。

薬局でも同様の膀胱炎用のハーブティが売っていますが、今回はそれほど症状がひどくないので、こちらを初めて購入しました。

 

Blasenteeの成分と作り方

膀胱炎に効く成分はどんなものが入っているのか気になったので調べてみました。

  • Brennesselblätter(イラクサの葉)40%
  • Birkenblätter(樺)20%
  • Bohnenhülsen(ソラマメ)10%
  • Schachtelhalm(土筆)10%
  • Goldrutenkraut(アキノキリンソウ)10%
  • Süssholz(カンゾウ)5%
  • Anis(アニス)5%

 最も多く配合されているのはイラクサの葉でした。

イラクサは、利尿作用の他、アレルギー症状、花粉症などにも効果があります。

膀胱炎を治すためには、たくさん水分を摂って細菌を体外へ排出することが大切なので、イラクサで利尿を促すのですね。

お茶の作り方は、カップにティーパックを1袋入れ、フタをして10~15分そのまま置きます。

また、一日に5袋までとも書かれています。

やはりハーブティでも飲みすぎはいけないようです。

肝心の味はというと、薬草っぽい味はそんなにしなくて、癖がなく飲みやすいです。

かすかに甘さも感じられます。

膀胱炎の治すためなら、飲むのも苦ではない味です。

 

まとめ

 膀胱炎の症状が出てから、1日3回、3日間続けて飲みました。

2日目にはだいぶ良くなりましたが、念のために3日間続けて飲みました。

症状が軽かったこともありますが、ハーブティであっという間に膀胱炎が治りました。

薬ではなく、ハーブティで膀胱炎が治せて本当に良かったです。

またいつ膀胱炎になるか分からないので、いつも常備しておきたいハーブティになりました。