アラフィフからのスイス暮らし

『NEVER TOO LATE』をいつも心の真ん中に置いて日々暮らしています。

ドイツで見つけたおいしくてノドによく効くのど飴 『Em-eukal』

のど飴といえば、日本ではローヤルゼリーとプロポリスが配合の龍角散のど飴

これは、日本でいつも持ち歩いていたのど飴です。

飽きることがなく、のどを潤してくれた鉄板ののど飴。

日本からスイスに持ってくるほどのお気に入りです。


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スイスといえば、ハーブキャンディで有名なRicola

このオリジナルの味だけでなく、色々な種類があります。

でも私はスイスにいながらほどんどRicolaは購入しません。

ハーブの味が強くて面白みがない味というか、あまり好きではありません。


先月ドイツへ旅行した際に、RossmannというドラックストアでEm-eukalというのど飴を見つけました。

レジで並んで待っていた時に、たまたま見つけたものです。

3種類の味があり、Honig(はちみつ)Pflaume Zimt(プラムとシナモン)、そしてSalbei(セージ)です。

私が購入したのは、HonigとPflaume Zimtです。

初めて買う飴は気に入るかどうかわからないし、のど飴だからもしかして薬っぽい味がするかもしれないと思いましたが、とにかく缶が可愛かったので購入してみました。

もし気に入らない味だとしても、他の飴を入れて机の上に置いくにも丁度いいと思いました。

完全にパケ買いでした。

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 実は歴史の長いのど飴でした

Em-eukalは、Dr. Carl Soldanが独自のレシピで作ったのど飴を1923年に発売したブランドです。

飴の一つ一つに細長い紙が巻き付けられています。

まさか、フォーチュンクッキーにあるようなおみくじ?かと思いましたが、調べてみました。

紙には『Nur echt mit der Fahnel®』と書かれており、”Fahnel(旗)が付いているものだけが本物”という意味です。

Em-eukalは、Dr. C.Soldanが炭鉱労働者の肺と気管支を保護するために作った飴で、汚れた手でも衛生的に中身の飴が取り出せるようにと開発されました。

飴の片方の結びを持ち、Fahnel(白い紙)を回しながら包み紙を剥がすと、直接飴に指を触れずに取り出すことができます

よく考えられて作られているなと感心しました。

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 Pflaume-Zimtの味

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Pflaume(プラム)とZimt(シナモン)が組み合わせはどんな味がするんだろうかととても興味がありました。

私は、プラムとシナモンも好きなのでどちらに転んでもいいかなと思っていました。

どちらの味が強く出ているということもなく、砂糖が入っていないのでプラムそのもののフルーティーさとほのかに感じるシナモンの味がして、絶妙な組み合わせでした。

 

Honigの味

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次はHonig(はちみつ)味を試してみました。

”gefüllt"と書かれているので、中にはちみつそのものが包まれています。

こちらも無糖で天然のはちみつが8%配合されており、口の中が小さくなっていくとトロりとしたはちみつそのものが入っていて、本当の蜜の味がしました。

これぞ本物ののど飴!と言えます。

こんなにおいしいと分かっていたら、もっと買えば良かったと思いました。

 

ドイツでは1つ、1.88ユーロでした。

手頃な価格でそれほどかさばらないし、街の至る所にあるドラックストアで売っているので手に入れやすいです。

ドイツへ旅行される際には、きっとお土産にも喜ばれると思います。