アラフィフからのスイス暮らし

『NEVER TOO LATE』をいつも心の真ん中に置いて日々暮らしています。

子なし夫婦が観葉植物を育てている理由

私たち夫婦には子供がいません。

それでも2人で何かを育てていきたいと思っていました。

ペットを飼う選択肢は、私たちにはありませんでした。

なぜなら、私が動物が苦手だからです。

小さい頃から動物に接する機会もなく、私の両親も動物には興味がありませんでした。

一方のヤミさんはというと、テレビやネットでよく野生動物のドキュメンタリーを観ているので、私のように苦手というわけではないようです。

ただ、やはり動物を鑑賞するのと飼うことは別物みたいです。

 

そこで私たちが選んだものは、室内で育てる観葉植物でした。

その理由は、以下の3つです。

  1. 部屋がシンプルだけど、モノトーンで味気ない
  2. 観葉植物好きの母の影響
  3. 何か目に見えるもので、2人の関係を具現化してくれるものがほしい
 
1. 部屋がシンプルだけど、モノトーンで味気ない

出来るだけ部屋にモノを置きたくないし、シンプルな部屋で生活したいので、必要な家具だけを置いています。

ただ、部屋の壁も白いし、置いてある家具もほとんどが白いので、部屋全体がモノトーンでした。

シンプルなのはいいけれど、やはり温かみに欠けていました。

 

2. 観葉植物好きの母の影響

母が観葉植物が好きで、物心がつく頃から観葉植物が所せましとありました。

やはりこれも育った環境が影響しているのでしょうか、私も自分の家に観葉植物を取り入れたいと思いました。

きっと私の中で、観葉植物=家族の家 というイメージが植え付けられていたのでしょう。

 

3. 何か目に見えるもので、2人の関係を具現化してくれるものがほしい

今年になって観葉植物を育てるようになってから、さほど時間が経ってはいまいまません。

それでも、水をやったりや日当たり具合を調整したり、葉の状態を見ながら手入れをしていくうちに、少しずつ生育しています。

最初に見た時より、茎の背が高くなったり、青々とした葉っぱが新しく生え続けているのを見るたびに嬉しくなります。

生育していく観葉植物を見ると、私たち2人の関係もしっかり根を張り成長しているように思えてきます。

 

 カポック

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2人が気に入る観葉植物を見つけるまで、幾度となくお店を見に行きました。

そして、見た瞬間に即決したのは、カポックです。

正式名称は、属名の「シェフレラ」です。

葉っぱが手のひらをいっぱいに広げているような形をしています。

しっかりとした葉っぱが規則正しく伸びている佇まいが気に入りました。

カポックは温度や湿度、日当たりなどどんな環境にも負けない強くて元気な観葉植物です。

カポックをリビングルームに置いています。

のんびりした気持ちの時に見ると、よりリラックスした気分になれます。

気持ちが落ち込んだ時に見ると、私もがんばらなくてはと元気をもらえます。

最初に我が家に来た時より10cmは枝が伸びてきたので、折を見て大きな鉢に植え替えて、大きく育てていきたいと思っています。

ちなみに私のIDネームは、この植物から取りました。

名前の響きが可愛げがあり、なんといっても私もカポックのようにいつも元気で強くありたいという思いからです。

 

ドラセナ

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カポックがすくすく生育してくれているので、ベッドルームにも別の観葉植物を置こうということになりました。

ドラセナは葉先が尖っていて、鮮やかな明るいレモンライム色の葉が鮮やかです。

一鉢があるだけで、お部屋が一気に明るくなりました。

ドラセナを購入してから知ったのですが、『幸福の木』という名前でも知られています。

 

思い過ごしかもしれませんが、観葉植物を置くようになってあまりケンカをしなくなったような気がします。

ケンカをしたとしても、すぐに仲直りができるようになりました。

二人で育てている観葉植物に癒されていると同時に、観葉植物が私たちを育ててくれているような気にもなります。

 

ずっとずっと大切に育てていきたいと思っています。