ベルリン旅行2日目ーヘアカットとシティクルーズ
2日目のメインの予定はは、1か月ほど前から予約していた日本人美容師さんにヘアーカットをしてもらうことと、午後は2時間半のシュプレー川のシティクルーズをすることでした。
今年の8月に日本に帰国した際にも髪の毛を切ってきたのでそれほどは伸びてはいないのですが、来年は実家を改築するので日本には帰国できそうもないことと、ヤミさんが短い髪形が好きなため、ベルリンでヘアーカットをすることにしました。
ベルリンは大都市ですし、日本人もたくさん住んでいると思うので日本人が経営している美容室があるに違いないと思い、ネットで調べてみました。
予想通り、ベルリン市内には3~4軒の日本人経営の美容室がありました。
私は男性のカットが好みなので、男性の美容師さんで経験豊富でカットが上手な方を探し、出発の1か月前ぐらいにネットで予約を入れました。
Link Hair Designでヘアカット
アレキサンダープラッツの近くにある『Link Hair Design』さんはホテルから300番のバスで20分ほどでした。
シンプルで温かみのあるインテリアで、とてもリラックスできる空間でした。
1階は受付で、中2階にあるソファでヤミさんに待っていてもらいました。
2階にシャンプー台と鏡と椅子がありました。
基本的にはスタイルは変えずに、襟足ぎりぎりで内巻きになるように前下がりのボブにしてほしいと伝えました。
オーナーでもあるTatsuji Saitoさんは、とても気さくな方でした。
フランクフルトで10年、ベルリンに住んで10年になるとのことです。
とても話しやすく、シャンプーとカットの1時間はあっという間でした。
思い通りの仕上がりでとても気に入りました。
カットは48ユーロで、プラスチップをお支払いしました。
またベルリンへ行く際には、また是非Saitoさんにお願いしたいと思います。
是非おススメです。
その後、近くのベーカリーでコーヒーを飲んだ後、徒歩でアレキサンダープラッツへ向かいました。
アレキサンダープラッツ周辺
アレキサンダープラッツのランドマークであるテレビ塔に上ってみたかったのですが、ヤミさんにあっさり却下されてしまいました。
きっとヤミさんは高所恐怖症だからかもしれません。
私は全然へっちゃらなんですけれど、仕方がありません。
付近にあるウーラニアー世界時計で、日本時間が分かる角度で写真を撮ってみました。
その後、『ALEXA』というショッピングモールに向かいました。
だいたいどこのショッピングモールも同じような店舗が入っているので、ウインドウショッピングをした後、サンドイッチでランチを軽く取りました。
15時25分のシティクルーズまで時間があったので、聖マリア教会に立ち寄った後に、DDR Museum(旧東ドイツ博物館)へ向かいました。
旧東ドイツの生活を垣間見る
DDRとはDeutsche Demokratische Republikという旧東ドイツのことを指しています。
旧東ドイツの日常生活がテーマごとに展示されており、第二次世界大戦後に旧ソ連によって社会主義思想を強制されていた時に、どれだけ国から市民が規制されていたのかが分かります。
旧東ドイツ時代の配給品の展示、キッチン、バスルーム、リビングルーム、子供部屋等が再現されています。
それぞれの部屋の扉や引き出しを自由に開けることができるので、どんなものが収納されているのかを実際に触れてみることができておもしろいと思いました。
私は旧東ドイツのことをほどんど知らなかったのですが、当時の生活ぶりや雰囲気を間見ることができて興味深かったです。
その後、事前に予約していたシティクルーズのミーティングポイントへ向かいました。
シュプレー川のシティクルーズ
船に乗って、シュプレー川を2時間半かけて市内観光をしました。
船内では、ドイツ語で観光案内のアナウンスがあります。外国人向けには多言語の翻訳機が渡されます。
残念ながら、日本語の音声解説はありませんでした。
最近よく思うことですが、どこへ行っても日本語での音声ガイダンスやコンテンツが見当たりません。
その代わりに、中国語は必ずあります。
ヨーロッパに旅行する日本人が減少傾向にあるということを、こんなところで実感させられ残念に思ってしまいます。
15時25分から2時間半かけてのシティクルーズでしたが、16時を過ぎると日が沈み始めるので、後半はすっかり暗くなってしまいました。
この時期は陽が落ちるのが早いので、1時間のシティクルーズにしておけばよかったと思ってしまいました。
陽が落ちてからは、寒さが一段と厳しく感じられました。