アラフィフからのスイス暮らし

『NEVER TOO LATE』をいつも心の真ん中に置いて日々暮らしています。

ベルリン旅行3日目ーベルリンの壁と日本料理とシーフード料理

ベルリンでの3日目は、実際のベルリンの壁を見たかったので、イースト・サイド・ギャラリーへ行ってみました。

またまたバス300番に乗って行きました。

本当はU-BahnやS-Bahnで行った方が早く着くのですが、バスだと車窓から街の風景が見られるので、のんびりバスを利用しました。

最寄りのバス停に着くと、1.3kmに渡り100点以上の絵または落書きが描かれていました。

 

ベルリンの壁を見に行く

日本地区への迂回路』というアート。

なぜ、日本地区への迂回路なのか?ということはあまり気にせずに、ベルリンの壁に日本にまつわる富士山や五重塔が描かれているのはなんだか嬉しい気持ちになりました。

f:id:kapuk:20191105032313j:plain

 

ニューヨークーベルリンー日本が繋がっていることを示すアートですね。

f:id:kapuk:20191105032346j:plain

 

そしてもっとも有名な『兄弟キス』もしくは『独裁者のキス』を見つけました。

旧ソ連のブレジネフ書記長と旧東ドイツのホーネッカー書記長のキスシーンですね。

東ドイツとソ連の密接な関係を表している作品です。

 

実はこの写真を撮るのに時間がかかりました。

というのは、ベルリンではあまり見かけなかった中国人観光客がこのアートの前で、入れ替わり立ち代わり写真を撮っていました。

私は純粋にこのアートの写真が撮りたかったので、しばらく待つことになりました。

風景を背景にして自身の写真を撮る気持ちは分かるのですが、このようなアートを背景にした自身の写真をどうして撮りたいのかな?と疑問に思うのは私だけでしょうか?

f:id:kapuk:20191105032415j:plain

 

ベルリンの壁が終わるところにある『The Wall Museum(壁の博物館)』へ行ってみました。

この壁を乗り越えるために、多くの人が命を落としてしまったことが語られていました。

実際に私が見た壁は物理的にそうは高くないと感じましたが、当時の人にとっては途方もなく高い壁だったことが分かりました。

 

その後、またバスに乗って『Berliner Domベルリン大聖堂)』へ行きました。

中に入ろうと思ったのですが、なぜか閉まっていて中に入れずにがっかりでした。

この外観を見たら、中はどんなに素晴らしいのだろうかと見てみたくなりますよね。

f:id:kapuk:20191105040023j:plain

 

それから、少し歩いたところにある『Deutsches Historisches Museum(ドイツ歴史博物館)』へ行きました。

中世からベルリンの壁崩壊までの歴史にたっぷりと触れることが出来る博物館です。

2フロアに渡る大きな博物館で見どころがたくさんなのですが、中世に時間をかけ過ぎで、第二次世界大戦以降ベルリンの崩壊までをじっくり見たかったのですが、後半はすっかり疲れてしまい駆け足になってしまいました。

この博物館の良いと思った点は、大人用のオーディオガイドもあるのですが、なんと子供向けのオーディオガイドもありました。

子供向けにわかりやすく説明されているオーディオガイドがあることによって、子供も歴史に関心を向けられる機会が用意されていることに感心しました。

 

そうこうするうちにおなかもすいてきたので、ベルリンで一番おいしいと言われている日本料理店のお寿司を食べに行きました。

ベルリンで塩サバ焼き定食を食べる

Sasaya』さんという日本食料理店に着いたのは13時半を過ぎていました。

にもかかわらず、店内はいっぱいでお寿司はオーダーをしてから30分はかかると言われてしまいました。

ランチ定食であればそんなに時間はかからないと言われ、ヤミさんは唐揚げ定食、私は塩サバ焼き定食をいただきました。

お客さんは地元の人がほとんどで、本当に人気店なのだと思いました。

 

その後、高級デパート『KaDeWe』のあるWittenbergplatzへ行きました。

いわゆる日本でいうところの伊勢丹、三越、高島屋のようなデパートです。

食料品売り場にお土産になるものを買いに行ったのですが、目ぼしいものは見当たりません。

近くに『Uniqlo』があったので、入ってみました。

価格は、日本と比べてそれほど高いとは感じませんでした。

おそらく、日本の1.2倍ぐらいになるかと思われます。

ドイツでも人気のようでたくさんの人が買い物をしていました。

残念だったのが、接客は日本ほど良くないことです。

試着室では店員さん同士がお客さんの噂話をしていたり、レジでの対応もお粗末な限りでした。

日本と同様の接客は期待してはいけないのかもしれませんね。

 

その後、私はランチのリベンジでどうしても魚料理が食べたくなり、トリップバイザーで口コミが良かったStadtmitteにある『Seaside - Fish&Seafood Bar』へ行きました。

 

高くついたシーフード料理

 このレストランは、お店の人に相談しながらショーケースにある魚から自分の食べたいものとサイドディッシュを選びます。

魚は100gごとの時価になります。

一番新鮮そうな魚を選んで、料理が運ばれてくるのを待ちます。

白身魚だったので、単にソテーしてレモンが一切れ添えてあるだけです。

特に味付けもありません。

選んだ魚は思いののかグラム数があり、特に手が込んだものではないのに高くつきました。

一皿38ユーロになり、とても高いものについてしまいました。

 

今日のランチとディナーは当てがはずれてしまいがっかりでした。