ベルリン旅行1日目ー電車で957キロを9時間かけて行く旅
昨夜、ベルリン3泊4日の旅から戻ってきました。
初めてベルリンへ訪れました。
ベルリンは歴史や文化の見どころがたくさんで、4日間では全然足りない都市でした。
タンデムパートナーのAnneは美術館巡りが好きなので、毎年ベルリンを訪れると言っていました。
ベルリンには美術館と博物館が175以上あるので、美術や歴史好きのリピーターが多いのも頷けます。
電車での旅
スイスからベルリンまでは、DB(Deutsche Bahn)で9時間かけて行きました。
飛行機で行くことも考えたのですが、スイスからドイツまでの車窓を眺めながらゆっくりと楽しめるのではないかと思ったことと、2ヵ月ほど前から予約をしたので、座席予約を含めて40CHFぐらいでチケットを買えたことです。
7時にスイスを出発して、ベルリンまではいくつもの駅を停車をして16時の到着です。
車内の速度計では平均時速が170kmでした。
スイスのバーセルまではとても混み合っていましたが、ここで半分以上が下車したのでドイツに入ってからは空席が目立つようになりました。
途端と聞き取れるようになったドイツ語
ドイツに入ると、周りの人が何を話しているのかがはっきり分かるようになりました。
なぜなら、ドイツ人の乗客がほどんどになったので、Hochdeutsch(標準ドイツ語)を話しているからです。
学校で学んできたHochdeutschを、当たり前ですがドイツ人は話しています。
なんだか急に視界が開けたような気がして、不思議な気持ちになりました。
スイスでは訛りのきついスイスドイツ語が話されているので、未だにあまり理解できません。
周りの人の話が分かるようになったので、なんだか嬉しくなりワクワクしてきました。
風力発電機がニョキニョキ
ベルリン中央駅到着まであと少しの所で、突然おびただしい数の風力発電機がニョキニョキと立ち並んでいました。
数キロ、いや数十キロに渡って風力発電機が立っていました。
ある意味、非常に壮観な風景でした。
ドイツでは、2022年までに原子力発電の稼働を停止する計画です。
原発以外で電力を賄うには、絶対必要数なんだと納得しました。
ベルリン中央駅に到着
電車に乗る前までは、車内に9時間は長くてきついかな?と思っていたのですが、窓からの風景や車内の風景が変化するので、意外に退屈せずに実はあっという間の9時間でした。
飛行機の9時間と電車の9時間は、体感的に大きな違いがあることを今回の旅で発見しました。
ベルリン中央駅は、大きな駅ですが導線が機能的になっていて、S-BahnとU-Bahnが非常にスムーズに乗り換えができます。
また、飲食できるお店や買い物ができるお店もたくさんあります。
ツーリスト・インフォメーションで、明日から使う72時間有効の『Berlin Welcome Card(ABCゾーン)』を買いました。
料金は、32ユーロでした。
このカードは、S-Bahn、U-Bahn、バス、トラムの公共交通機関が乗り放題に加え、200以上の主要観光スポットの割引クーポンが付いています。
割引は、主要スポットの入場料に加え、ガイドツアーやカフェ、レストランの割引もあります。
実際に割引を使ったのは数か所でしたが、切符を買う手間や移動をたくさんしたので、結果的には買って良かったと思いました。
https://www.berlin-welcomecard.de/en
ホテルのあるStadtmitteへ
S-BahnとU-Bahnを乗り継いで、宿泊するホテルのあるStadtmitteへ向かいました。
Stadtmitteは、主要な観光スポットへ行くのにとても便利なところでした。
宿泊したホテルは、『Hotel Gat Charlie Point』です。
Stadtmitte駅から徒歩3分ほどのところで、周りにスーパー、カフェ、ベーカリー、レストランがあります。
このホテルにした決め手は、アクセスが良いことと、朝食がおいしいというレビューを見たからです。
実際、朝食はパンも温かく、100%オレンジジュースがあり、野菜などのサラダ類もフレッシュでおいしかったです。
Mall of Berlinへ
ホテルにチェックイン後、少し休んでから、周辺を散策しに行きました。
目的地にしたわけではなかったのですが、ホテルから10分ほど歩いたところに『Mall of Berlin』に着きました。
地元の人向けでもあり、ハイブランドも入っているショッピングモールです。
このモールには、ZARA、H&M、MANGO、BREE等、日本でもお馴染みのブランドが入っています。
日本ブランドでは、無印良品も入っていました。しかし、価格が日本の2倍ぐらいと情報を得ていたのでスルーしました。
地下にはスーパーマーケット、薬局、お土産屋さんがあります。
3階は各国の料理が食べられるフードコートがあります。
この日の夕飯は、食べてみたいと思っていたCurry Wurstでした。
普通のWurstと違うと期待したのですが、ケチャップの上にカレー粉がふりかけられていただけで、ちょっと期待外れでした。
食事をした後は、ホテルに戻りました。
長い一日でした。