アラフィフからのスイス暮らし

『NEVER TOO LATE』をいつも心の真ん中に置いて日々暮らしています。

丈夫すぎて捨て時が分からないスイスのポケットティッシュ

鼻をかんだ後にゴミ箱が近くになくて、取り敢えずポケットに入れたままで出し忘れて、洗濯してしまったことはありませんか?

洗濯したら衣服に張り付いてちりじりになったティッシュを見て、「やっちゃった!」という経験が私には何度かあります。

今日は、スイスで売っている最強のポケットティッシュを紹介したいと思います。

 

私はそもそも日本ではポケットティッシュを買ったことがありませんでした。

日本では広告の入ったポケットティッシュを街で配っているので、買う必要がなかったからです。

ポケットティッシュを買ったことがある人の方が、少ないと思います。

配っているポケットティッシュはどれでもいいわけではなく、紙の質のあまり良くないカラオケや出会い系の広告が入ったものは受け取りませんでした。

なぜなら、紙がゴワゴワしていて鼻をかむと肌が荒れてしまうからです。

紙が柔らかく質がいいのは、銀行等の金融系のものか、グレードの高いマンション分譲の広告が入ったものです。

 

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スイスでは、ポケットティッシュを購入しなければ手に入りません。

これは、4枚重ねで10枚入りです。

紙の質は、それほど柔らかくはありませんが硬くもないです。

特筆すべきは、ポケットティッシュでありながら4枚重ねだということです。

日本で売っているトイレットペーパーでも、3枚重ねまでです。

だから、このスイスのポケットティッシュはとにかく丈夫です。

どのくらい丈夫かというと、以前に洗濯する時にズボンのポケットをチェックするのを忘れて、洗ってしまったことがあります。

ズボンを干すときに、ポケットに何か入っているに気が付き取り出したところ、このポケットティッシュでした。

しかし、ちりじりに溶けてしまうこともなく、なんとしっかり原形を保ったままでした。

4枚重ね、恐るべしです。

これぞ最強のポケットティッシュです。

 

寒さによる水洟で一度使用したぐらいでは、捨てたりしません。

同じティッシュを何度も使う人が多いです。

その光景は、子供の頃よくおばあちゃんがハンカチで鼻をかんではポケットにしまっていたのを思い出させます。

子供心になんだかな~と思っていましたが、まさか自分も同じポケットティッシュを何度も使うようになるとは思いもよりませんでした。

 

スイスのポケットティッシュは丈夫で何度も使えるのでエコでいいのですが、一つ困ることがあります。

それは、丈夫すぎて一向に紙がへたらないので、捨て時が分からなくなることです。