新型コロナウイルスの感染者だと思われてしまうかもしれない
日本では、日を追うごとに新型コロナウイルスの感染者の数が増えているニュースをが伝えられていますね。
ちょうど春節の時期に通常よりも多くの中国人観光客が訪日するという、なんというタイミングが重なってしまったと思いました。
ヨーロッパのスイスでも、新型コロナウイルスのニュースが連日流れています。
スイスでは新型コロナウイルス感染の疑いのある症例が50件報告されていましたが、いずれも陰性だったと公表されています。
一方、隣国のフランスやドイツでは陽性の感染者が出ていますので、この先どうなるかは分かりません。
また、フランスではアジア系住民の差別が広がっているというニュースも目にしました。
先日、街へ出かけた際に、スーツケースを引いて歩いている中国人と思われる観光客の人たちとすれ違いました。
その時、無意識に自己防衛本能が働いて、私は思わずその方たちと距離を取ってしまいました。
でもそこで、はたと思ったことがあります。
スーツケースを持っていないのであきらかに旅行者ではないと見えても、周りの人は日本人も中国人も見分けがつかないから、気づかないうちに私も避けられているのかもしれないということです。
今のところ露骨に避けられたりはしていませんが、もしスイスで感染者が出たら、そういうことも起きるかもしれません。
また、日本では、これほど新型コロナウイルスの感染が広がっているにも関わらず、接客業に携わっている人の中には、お客様に失礼に当たるという理由で、マスクをつけることができないということを聞いて驚いてしました。
お客様ありきで、自分の健康を守ることだなんてあり得ません。
どこまで日本人はお人よしなのかと呆れてしまいました。
こんなことをしていたら、人から人へ感染してしまうウイルスなのですから、いよいよパンデミックは避けられないでしょう。
今のところ、なるべく外出を避けるようにしています。
それは、いつどこで感染するか分からないということと、アジア人として周りの人に避けられてしまうのではないかと思うチキンな気持ちからです。
新型コロナウイルスに感染してしまわれた方々の回復を心よりお祈り申し上げます。