アラフィフからのスイス暮らし

『NEVER TOO LATE』をいつも心の真ん中に置いて日々暮らしています。

お名前.comのURL転送解約の落とし穴に、見事にはまった話

Googleアドセンスに合格した直後、今年の1月末にお名前.comのURL転送設定を解約しました。

しかし、URL転送設定を解約するだけでは、ずっと110円を支払い続けなければならないという落とし穴があったのです。

私と同じような落とし穴にはまらないよう、または、はまってしまった方に、完全なURL転送設定の解約方法についてお話します。

 

Googleアドセンス合格までの記事をこちらです。

www.kapuk0909.com

 

 

URL転送設定の解約されていない!? 

woman-in-trouble

数日前にカード会社から、110円の引き落としのメールが来ました。

たかが110円、されど110円です。

無駄なものにお金は使いたくないので、現状がどうなっているのか調べてみました。

 

URL転送設定の解約をしたにもかかわらず、どうしたものだろうかとお名前.comのアカウントから設定状況を確認しました。

すると確かにURL転送設定は解約されています。

URL-Transfer-Setting

 

お名前.comにメールで問い合わせる

何かの間違いなのか、それとも私がいけないのかがよく分からなかったので、お名前.comにメールで問い合わせてみました。

すると翌日に返ってきたメールの内容が以下の通りです。

inquiry-mail

メールには、DNS追加オプションを解除しなければいけないと書かれています。

数カ月前URL転送設定をした時に、DNS追加オプションも設定したのかと思ったのですが、思い出そうとしても心当たりがありませんでした。

次に、DNS追加オプションを外しても問題がないのかを調べました。

 

DNS追加オプションとは?

お名前.comのHPで、DNS管理サービスというページを見てみました。

無料機能にDNSレコード設定が含まれており、独自ドメイン対応のブログやホームページサービスにドメインを設定するとなっています。

つまり、独自ドメインを取得すると同時に、DNSレコード設定がされていることになります。

DNS-free-service

 

さらに、DNS管理サービスのページの一番下には、このように書かれています。

option-service

 

ここで、URL転送設定をしただけなのに、DNS追加オプションまで設定されていたという謎が解けました。

つまり、URL転送設定は、DNS追加オプションのサービスの一つなのです。

DNS追加オプションという入口からURL転送設定をしなかったので、このしくみを知らなかったというわけです。

DNSレコード設定は無料機能として付いているので、DNS追加オプションを外しても問題ないことが分かりました。

  

DNS追加オプションの解約方法

次に、DNS追加オプションの約の方法を調べたところ、私と同じような罠にはまってしまったやもめのジョナサンさんの記事が分かりやすく説明されていたので、参考にさせていただきました。

www.omakenojinsei.com

 

DNS追加オプションの解約について調べていた時に、結構な数の人が同じような落とし穴にはまっていたことが分かりました。

URL転送設定解約をした際に、お名前.comからの完了通知メールには、DNS追加オプションも解約が必要であるという言及はありませんでした。

確かに、人それぞれ設定が異なるので仕方がないのかもしれませんが、お名前.comの確信犯に近いようなダマしにあったようで、心の中にモヤモヤ感が残ります。

とはいえ、私と同じような落とし穴にはまらないために、またははまってしまった方の参考になれば幸いです。

 

 

新型コロナウイルスのスイス的予防対策

新型コロナウイルスの感染者が、一昨日についにスイスで出ました。

スイス感染者の第一号は、イタリアに近いティチーノ在住の70歳男性です。

この男性は、ミラノに行った後に感染が確認されました。

数日前から、イタリアでも300名を超える感染者とそれに伴う死亡者が11名という報道を目にしていたので、スイスに新型コロナウイルスが上陸するのも時間の問題だと思っていました。

ヨーロッパは陸続きなので、感染者が四方八方から広がるのも当たり前です。

そして今日もまた、ジュネーブで感染者が確認されました。

スイスにも日本並みにたくさんの中国人観光客が押し寄せていたので、防ぎようがありません。

昨日の新聞を読んでいて、日本にはないスイス的な新型コロナウイルスの予防対策の記事が載っていたので紹介したいと思います。

 

 

日本とスイスの新型コロナウイルス予防対策の比較

まず、日本とスイスの新型コロナウイルス予防対策を比較してみましょう。

これは、首相官邸のHPで、『新型コロナウイルスに感染しないようにするため』と公開されてる予防対策です。

新型コロナウイルスのニュースをWebで見るたびに、よく見かけているものです。

 

一人ひとりができる新型コロナウイルス感染症対策は?

 

【日本の場合】

  1. 手洗い
  2. 普段の健康対策
  3. 適度な湿度を保つ

以上が、日本の3大予防対策とされています。

 

一方で、スイスの新型コロナウイルス対策は以下の通りになっています。

【スイスの場合】

  1. 20秒以上の手洗い ➡ 手洗いの秒数が明示されています
  2. 消毒:石鹸で手を洗いましょう ➡ 除菌用石鹸以外の石鹸がと必ずしも消毒になるのか、疑問ですが...
  3. 洗っていない手で、目、口、鼻を触るのは止めましょう ➡ これも表現は違えども、日本でも言われていることですね。
  4. 他の人にも気を配りましょう。くしゃみやせきをする時は、肘の内側で抑えましょう ➡ この点に関しても日本と同様です。

当たり前ですが、日本とスイスでの新型コロナウイルスの予防対策はほとんど同じです。

一つだけ異なるのは、ほとんどマスクの着用は推奨されていません

私も未だに街でマスクを付けている人は見かけていません。

これからはどうなるか分かりませんが・・・

ヨーロッパでは、マスクを着用しているということ=自分は感染者である、と言っているようなものなので、マスクをする習慣はありません。

 


スイス的な新型コロナウイルスの予防対策

スイスらしいと思った新型コロナウイルスの予防対策について、新聞に掲載されていた記事をお話します。

 

世界的な新型コロナウイルスの流行とスイスにおける感染者が出たことにより、イタリアとの国境に近いあるセメント工場で、以下の張り紙が貼られました。  

Firmen verbieten wegen Virus das Händeschütteln

 『現状をかんがみて、握手するのを避けてください』 と書かれています。

 

以前に記事でも書きましたが、スイス人はよく握手をします。

例えば、病院へ行っても、まずは担当の医師と握手して挨拶することから診察が始まります。

夫の職場でも毎日顔を合わせているにもかかわらず、出勤と退勤の際には、挨拶するそうです。

握手することによって、対人との距離が縮まり、親近感や信頼関係が築けると言われていますが、私的にはやりすぎではと思ったりもします。

更に一歩進んで、より親しい友人や家族になると、互いの頬に3回ずつキスをするという習慣もあります。

 

www.kapuk0909.com

 

もうそんなことをしようものなら、新型コロナウイルス確定です!😱

私的には、まだまだスイス流の挨拶の仕方に慣れていないので好ましいのですが。

 

日本では言われていない、スイス的な新型コロナウイルス予防策でした。

 

約1か月前は、こんな記事を書いていました。

今となっては、かなり現実味を帯びています。

www.kapuk0909.com

 

Tageskarte(1日乗車券)を使って、Domodossola(ドモドッソラ)→ Brig(ブリーク)へ

COOPというスーパーマーケットで、2020年1月20日~3月15日までの期間に利用できるTageskarte(1日乗車券)が売り出されていたので、かなり駆け足の日帰り旅行へ行ってきました。

Domodossola→Brigと移動したのですが、今回の記事は食べ物とカフェの記事が中心となります。

 

Tageskarteを利用しての旅行は、4カ月ぶりになります。

 去年の10月にTageskarteでSt.GallenとSchaffauseへ日帰り旅をしました。

その時の記事がこれです。

www.kapuk0909.com

 

 

Tageskarte(1日乗車券)とその使い方

Tageskarte(1日乗車券)は、細長い紙のカードのような切符です。

前回利用したSBB(スイス鉄道)で発売されていたTageskarteは2人で75CHFでしたが、今回は1枚が49CHFでした。

それでも普通で買うと1枚当たり75CHFもするので、35%引きです。

電車に乗る前に、ホームにある機械に入れると日時が打刻されます。

打刻された日時から、翌日の5時までが有効となります。

Coop-tageskarte1
Coop-tageskarte2


Tageskarte(1日乗車券)を使うと、一部を除くスイス国内の電車、バス、トラムが乗り放題になります。

スイス国内といっても、今回の最初の目的地はスイスとの国境にあるイタリアの街『Domodossola』まで、Tageskarteで行くことが出来ました。

  

Domodossola(ドモドッソラ)に行ったら食べるべきピザレストラン

Domodosola-Bahnhof

これがDomodossola駅で、こじんまりとしています。

Domodossola(ドモドソラ)はスイスとの国境に位置するイタリアの街です。

 ブリーク(スイス・ヴァレー州)とを結ぶシンプロン峠越えの交通路(鉄道のシンプロントトンネルなど)の、イタリア側の起点にあたる都市である。

ウィキペディア(Wikipedia)より引用

 以前に、電車でスイスからヴェネチアを旅行する際に、Domodossolaで電車を乗り換えただけで、Domodosolaの街を訪れたことはありませんでした。

Domodossolaは、毎週土曜日の8時半から14時半まで市場が開かれていることが有名なので、訪れてみました。

 

Domodosola駅前通り

Domodossolaの駅前通りです。

この日は、多くの人が土曜市でごった返していました。

この通りを真っすぐに進むと、多くのお店が開かれていました。

Domodosolaの市場

市場の始まりは、ベルトやかばんの店が並んでいました。

さらに進むと、靴、寝具、スマホアクセサリー、洋服等のお店がひしめき合っています。

しばらく市場を入ってから左の道を曲がると、チーズ、ソーセージ、ドライフルーツ等の食べ物のお店がありました。

食べ物のお店は、陽気なイタリア人が気前よく試食をさせてくれます。

試食ばかりしていると、それだけでお腹いっぱいになってしまいそうです。

 

夫は、デザインが気に入って黒い本革の手袋を買いました。

始めに値段を20ユーロと言っていましたが、価格を交渉してみると15ユーロほどで購入することができました。

ここで買い物をすることがあれば、是非値段の交渉してみましょう。

食べ物は別として、全体的に売っている商品はクオリティーの高いものは期待しない方がいいです。

商品を売っているのは、アフリカ系やアジア系の人が多かったです。

市場の雰囲気を楽しむにはいいかもしれません。

 

というわけで、私的には市場は期待外れでしたが、とびっきりおいしいピザが食べられたので紹介したいと思います。

Domodossolaには多くのレストランがあります。

この日は天気が良かったので、多くの人がレストラン入口のテラス席でランチを取っていました。

どのレストランに入ろかと迷っていた時、たまたま小路を入ったところに見つけたのが、『Osteria Pizzeria Da Boh』でした。

Osteria Pizzeria da Boh

 

Osteria Pizzeria Da Bohの情報

Via Benedetto del Ponte 7, 28845 Domodossola Italy

www.tripadvisor.com

 

広場の中心から少し離れていて小路に入ったところにあるので、観光客らしき人は私たち以外見当たりませんでした。

私が注文したのはゴルゴンゾーラのピザ、夫はプロシュートのピザでした。

石窯で焼いた大きなピザでした。

Osteria pizzeria da Boh - Pizza

1/4ぐらい食べたところで写真を撮るのを忘れていたのに気付き、あわてて撮ったので、少しブレた写真になってしまいました。

こんなに大きいピザなのに、どれも10ユーロ以下です。

これがスイスだと、倍近くの値段がしますし、味も多少劣ります。

やはりピザは、イタリアで食べるに限ります。

ピザを半分ぐらい食べると、もうお腹が一杯になってしまいましたが、夫も私もなんとか完食しました。

ちなみにこの日の夕食は、夕方になってもお腹が一向に減らなかったので、二人でスキップしました。

レストランを後にして、早々とBrig(ブリーク)へ向かいました。

 

Brig(ブリーク)で飲んだコーヒーがおいしかった

DomodossolaからBrigまでは、電車で約30分です。

車内には、買い物カートにいっぱい買い物を詰め込んだスイス人が目に付きました。

スイス人は、電車で30分かけても物価の安いイタリアで買い物をします。

 

Brigは小さい駅ですが、ヨーロッパの交差点と言われ、フランスやドイツ、そしてスイス国内の大都市とイタリア方面を結ぶ国際列車が頻繁に発着します。

 

Brig

 これはBrigの駅前で撮った写真です。

駅を出ると広い通りがあり、お店が並んでいます。

Brigの駅に着いた時に、のども渇いていたのでどこかでお茶をしようということになり、駅前通り沿いのカフェに入りました。

 

私が注文したのは、カフェ・クレームです。

カフェ・クレームというと、コーヒーにミルクが入ったカフェオレを想像しますが、スイスでは、ブラックコーヒーのことです。

注文したカフェ・クレームは、ミルクがチョコレートのカップに入っていました。

まず、ミルクを入れてから、カップとなっていたチョコレートも一緒に入れてみました。

コーヒーの苦みと、チョコレートのかすかな甘みが足されとても美味しかったです。

Cafe Cream
Cafe Cream

これまで色々なところでカフェ・クレームを飲みましたが、こんな風にミルクがチョコレートのカップに入っていたのは初めてでした。

日本でも、このようにミルクをコーヒーと一緒に出しているところがあるのでしょうか?

家にお客様をもてなす機会があったら、こんな風にコーヒーを淹れたいと思いました。

 

まとめ

今回の日帰り旅行は、特に観光地に立ち寄ることもなく、街の雰囲気を楽しんだだけでしたが、とびっきりおいしいピザとコーヒーを食べたり飲むことができて満足でした。

 

一つ気になったのは、新型コロナウイルスが流行しているせいか、全くと言って電車でも街でも海外からの観光客、特に中国人やインド人等アジア地域の見かけませんでした。

スイスでもかなり新型コロナウイルスの影響を受けていることが伺えた旅でもありました。

膀胱炎をハーブティで治す

疲れとちょっとしたストレスで免疫力が下がったせいなのか、1週間前に膀胱炎になってしまいました。

日本にいた時も、仕事が忙しく疲れが溜まった時に膀胱炎になってしまったことがありました。

そんな時は、すぐに病院へ行って処方箋の薬をもらってきました。

しかし、スイスでは膀胱炎ぐらいでは病院へは行きません。

よほど重症でないかぎり、クランベリー配合のD-マンノースという自然治癒薬か、ハーブティーで治すのが主流です。

今回は、比較的軽い症状だったのでハーブティーで治しました。

膀胱炎の時に飲むハーブティーを紹介します。

 

 

今回の症状

朝、急にトイレに行きたくなり、いつもより早く目覚めました。

トイレに行って、排尿した後に違和感を感じました。

でも、前の日に赤ワインをたっぷり飲んだので、膀胱にたくさん尿が溜まっていたからかな?とその時はそれほど気にも留めませんでした。

しかし、5分もしないうちにまたトイレに行きたくなり、トイレに行くも痛みはあるものの、ほとんど尿は出ませんでした。

この時、膀胱炎になってしまったことを確信しました。

膀胱炎は軽度のうちに手を打った方がいいので、近くのスーパーに駆け込んで、膀胱炎のハーブティを早速買いに行きました。

 

Klostergarten(修道院の庭)のBlasentee(膀胱炎のお茶)

 

Klostergarten-Blansentee

Klostergarten(修道院の庭)というブランドのハーブティは、他にも風邪用、胃腸用等色々な種類があります。

中世の修道院の庭園は、もともと自給自足を目的とした実用園でした。

この時代の修道院は、植物の栽培、自然および文化的景観への分布、栄養、医学、文化、日常生活での使用に大きな影響を与えました。

これらの背景から、Klostergarten(修道院の庭)というブランドになりました。

1箱に20包入っており、2.50CHF(約300円)で、Migrosというスーパーで購入できます。

薬局でも同様の膀胱炎用のハーブティが売っていますが、今回はそれほど症状がひどくないので、こちらを初めて購入しました。

 

Blasenteeの成分と作り方

膀胱炎に効く成分はどんなものが入っているのか気になったので調べてみました。

  • Brennesselblätter(イラクサの葉)40%
  • Birkenblätter(樺)20%
  • Bohnenhülsen(ソラマメ)10%
  • Schachtelhalm(土筆)10%
  • Goldrutenkraut(アキノキリンソウ)10%
  • Süssholz(カンゾウ)5%
  • Anis(アニス)5%

 最も多く配合されているのはイラクサの葉でした。

イラクサは、利尿作用の他、アレルギー症状、花粉症などにも効果があります。

膀胱炎を治すためには、たくさん水分を摂って細菌を体外へ排出することが大切なので、イラクサで利尿を促すのですね。

お茶の作り方は、カップにティーパックを1袋入れ、フタをして10~15分そのまま置きます。

また、一日に5袋までとも書かれています。

やはりハーブティでも飲みすぎはいけないようです。

肝心の味はというと、薬草っぽい味はそんなにしなくて、癖がなく飲みやすいです。

かすかに甘さも感じられます。

膀胱炎の治すためなら、飲むのも苦ではない味です。

 

まとめ

 膀胱炎の症状が出てから、1日3回、3日間続けて飲みました。

2日目にはだいぶ良くなりましたが、念のために3日間続けて飲みました。

症状が軽かったこともありますが、ハーブティであっという間に膀胱炎が治りました。

薬ではなく、ハーブティで膀胱炎が治せて本当に良かったです。

またいつ膀胱炎になるか分からないので、いつも常備しておきたいハーブティになりました。

 

【Frieburg(フライブルグ)】チョコレート好きの人に、一度は食べてもらいたいVillars(ヴィラーズ)

日本で買えるスイスの有名なチョコレートと言えば、Lindt(リンツ)やToblerone(トブレローネ)ですが、私がおすすめしたいのがVillars(ヴィラーズ)です。

Villars(ヴィラーズ)は、日本ではほとんど知られておらずネットショップでしか購入できませんが、スイスではスーパー等でも気軽に手に入れられる高級チョコレートです。

チョコレート好きの人、特にミルクチョコレートが好きな人に、是非食べてもらいたい、私のおすすめのVillars(ヴィラーズ)を紹介します。

 

Villars-Chocolat à l'Ancienne Lait

  

Villars(ヴィラーズ)とは

Villars(ヴィラーズ)は、1901年にWilhelm Kaiser(ヴェルヘルム・カイザー)氏が28歳の時に、Frieburg(フライブルグ)州のVillars-sur-Glâne(ヴィラール・シュル・グラーネ)に設立したチョコレートメーカーです。

 豊かな牧草地で育てられてた牛から搾乳したミルクを使用して、高品質なチョコレートを100年以上作り続けています。

スイス国内のみならず、フランスでもチョコレートのトップブランドのトップ5に入賞しており、ヨーロッパの王室御用達のチョコレートとして知られています。

  

Villars(ヴィラーズ)のカフェ&ブティック

Villars-apprearance

Villars(ヴィラーズ)の外観

先日、Frieburg(フライブルグ)にあるVillars(ヴィラーズ)のカフェ&ブティックへ行ってきました。

 歴史を感じさせるレンガ造りの建物は、手前がカフェ&ブティックで、奥が工場となっています。

今回は、夫と一緒にお茶がてら、チョコレートを買いに行きました。

Villars-entrance1
Villars-entrance2
左:Villarsのエントランス 右:内側のドア

 レンガ造りの建物の扉の中を入ると、更にまた扉があります。

無機質な扉を開けるとオシャレなカフェ・ブティックへと繋がります。

Villars-Inside1
Villars-Inside2
左手にカフェ、正面から右側にブティック

 左手がカフェになっています。

天井が高く開放的で、ソファーシートもあり、ゆっくりとくつろげます。

仕事の打ち合わせをしている人もいました。

Villars-Cafe



 ここは直営のブティックなのですが、実はアウトレット商品も売っているのです。

ブティック内は、通常の1割引きほどの価格なのですが、アウトレット商品は賞味期限が近くなっているのでかなり安く購入できます。

 

Villars-Outlet


右手の奥の小部屋がアウトレットスペースになっています。

ブティックの店内とは異なり、段ボールに入ったまま無造作に商品が置かれています。

アウトレットなので、欲しいものがたくさんある時とそうでない時のバラツキがあります。

 

Villars Boutiqueの行き方

 

Villars Maître Chocolatier

Rte de la Fonderie 2
1701 Fribourg
T : +41264266500
E : info(at)villars.com

Frieburg駅(Place de la gare)からバス1、3、9番に乗り、4駅目の『Frieburg, Industrie』のバス停で下車し、そこから徒歩5分ほどです。

 

今回購入したチョコレート

Villars-Chocolate

上の黄色い箱(Chocolat à l'Ancienne)はブティック内で、下のミニチョコレートのアソートボックスと板チョコはアウトレット内で購入しました。

 

ちなみに各々の価格は以下の通りです。

  1. Chocolat à l'Ancienne:12.50 CHF
  2. ミニチョコレートのアソートボックス:8.50 CHF
  3. 板チョコレート:1.90 CHF(1枚当たり)

 

Chocolat à l'Ancienneは、伝統的なとか、昔ながらのチョコレートという意味です。

一つ一つ上品なデザインの小さな袋に個包装されています。 

シンプルなミルクチョコレートなのですが、優しい味わいで、それでいてしっかりとミルクの味が堪能できます

一つ食べたら、もっと食べたいと思わせる印象的な味なのです。

 

去年の夏に姉がスイスに訪ねてきた時に、このチョコレートを一つずつ職場に配ったそうです。

同僚の一人がヨーロッパ旅行へ行く時にこのチョコレートを買ってこようと、このチョコレートの包み紙を取っておいたそうなんです。

でも、どうしてもこのチョコレートの味が忘れられなくてネットで探して買ったと聞きました。

 


 

 

 

ミニチョコレートのアソートボックスには、3種類のチョコレートが入っています。

ミルク味、キャラメル味、ヘーゼルナッツ味です。

パッケージをよく見ると、『Travel Exclusive』と書いていあるので、空港の免税店用の商品だと思われます。

海外に行った際に、Villarsのチョコレートを見つけたら是非お試しください。

Villars-Assort Chocolate

 

まとめ

最後に、私は今回購入しませんでしたが、スイスの牛乳にこだわりを持って作られたチョコレートを紹介します。

この3種類は全てミルクチョコレートなのですが、牛乳の産地がそれぞれ異なるのです。

左から、Bern(ベルン)、Luzern(ルツェルン)、Friburg(フライブルグ)とそれぞれ異なる産地の牛乳で作られたチョコレートです。

この商品を見ても、Villarsは使用する牛乳にかなりこだわりをもって作られていることが分かると思います。

Villars-3 Bar Chocolates

Villarsのチョコレートは 一度食べたら忘れらない味です。

1日3回のHug

今週のお題「元気の秘訣」

私の元気の秘訣は、夫との1日3回のHugです。

umarmung

夫と私は、知り合ってからかれこれ20年近くなります。

結婚したのは4年前です。

ですので、すっかり新婚を通り越しています。

トキメキなどは、ずっと前に置いてきてしまいました。

こんな私たちですが、今でも1日3回のHugは欠かしません。

 

1Hug目

朝食を食べ終わった後、私が席を立った時に、1Hug目をします。

朝の慌ただしい時にすぐに食器洗いをしたいと私は思うのですが、夫が

『Hug』

と言って、手を広げてきます。

一度、なぜこのタイミングなの?と、夫に尋ねたことがあります。

すると、夫は

『なぜ、ダメなの?ただ、Hugがしたいだけだよ』

と言われました。

未だに、なぜ夫が朝食後にHugしたいのか不明です。

とはいえ、私はお腹が満たされると同時に、心も満たされます

 

2Hug目

2Hug目は、夫が仕事に行く時です。

この時にいつも心の中で、『無事に帰ってきてね。』と呟いています。

 

3Hug目

3Hug目は、夫が帰宅した時です。

この時は、少し大袈裟ですが『また会えた』とほっとした気持ちになります。

 

Hugの効果

1日3回のHugは、ルーティーン化しているところもありますが、私は Hugすることによってエネルギーがチャージされている気になります。

Hugは、日本語で『抱きしめる』と訳されますが、私はどちらかというと『懐に入る』という方がしっくりきます。

心の壁がなく、信頼関係に基づいたつながりが持てるという、物理的でなく気持ちの解釈です。

どんな時でも躊躇なく人の胸に飛び込めるというのは、心の安定につながり幸福度が増します。

 

また、Hugすることによって、ストレス軽減により風邪予防にも効果があるという研究結果がいくつも報告されているのです。

 

米カーネギーメロン大学心理学部のシェルドン・コーエン教授率いる研究チームは、「ソーシャルサポートがストレスによる病気を防ぐ」という従来の仮説を実証するため、実験を行った。

ソーシャルサポートとは、心理学用語で、悩みを聞いてくれたり、気分転換に誘ってくれたりといった周囲の人々からの支援を指す。

研究チームは、他者とより親密な関係にあることを示すハグを、ソーシャルサポートの一例として検討した。

 調査は404人の健康な成人を対象に実施された。

ソーシャルサポートに関するアンケートに加え、2週間続けて電話インタビューを行い、対人問題が起きた頻度とハグされた回数を聞いた。

その後、参加者を風邪ウイルスにさらし、感染状態や病気の兆候を観察した。

その結果、ソーシャルサポートが対人ストレスに関連する感染リスクを減らすこと、ハグにも同様の効果があることがわかった。

また、感染した人のうち、対人問題を抱えているかどうかに関わらず、ハグされた回数が多い人や、ソーシャルサポートを受けているという認識が強い人ほど症状が軽い傾向にあった。

 

 2013年にウイーン医科大学が発表した研究報告によると、愛する人に抱きしめられると脳下垂体から「オキシトシン」というホルモンが分泌され、ストレスや不安の軽減だけでなく、血圧を下げたり、記憶力を高めたりする効果も見られたという。

 

2014年、米カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが年老いたマウスにオキシトシンを注射したところ、筋肉の回復能力が再生したという研究結果が発表され、ハグにはアンチエイジング効果も期待されている。その結果、ハグされた回数が多い人などは風邪の症状が軽い傾向にあるということがわかりました。

 

Hugは、心の安定だけでなく、免疫力を高めたり、アンチエイジングにも効果があるとは、知りませんでした。

これらは欧米の研究結果ですが、日本人でも当てはまると思います。

Hug文化が定着していない日本ですが、心身ともにいいこと尽くなので、この時期風邪予防にマスクやうがいも大切ですが、親しい人とのHugもお勧めです。

はてなブログ無料版からPro移行後、30回以上の不合格の末アドセンス2日連続で合格した方法

今年の1月上旬に、やっとアドセンスに合格しました。

なんと2日連続してアドセンスに合格したのです。

まずは『はてなブログの無料版』、翌日に『はてなブログのPro』のブログで合格しました。

 

アドセンス合格で苦労していた時に、合格した方々のブログを読みまくりました。

そして、私も合格したあかつきには合格記を書くぞ!と意気込んでいたのですが、すでに多くの方が書いているテーマだったので、私は書かなくてもいいかなと思っていたのです。

ところが、相互読者登録をしている方のブログに、私と同じように無料版から始めてしばらく間をおいてからProに移行したブログがなかなかアドセンス合格できないという記事を目にしました。

その記事を読んで、私の経験が少しでも役に立てればと思い、私も合格記を書くことにしました。

 

この記事を読んでほしい人➡はてなブログ無料版からPro移行後にアドセンスに挑戦してなかなか合格できない人へ。

 

 

Proでのアドセンス申請

2019年9月27日に、はてなブログを無料版で始め、1か月後にProに移行した段階で、アドセンスを申請しました。

アドセンスに申請するまでは、まさかこんなに苦労するとは思いもよりませんでした。

なんと合格するまでに、30回以上不合格となってしまったのです。

はてなブログを諦めようかと何度も思ったのですが、なんと無謀にもProの2年契約をしてしまっていたのです。

それでも、Wordpressに移行しようかとも思いました。

しかし、私のように苦労した方の合格記に、

あきらめなければ、きっと合格する!

と多くの方が書いていました。

私はその言葉を信じて、なんとか合格にこぎつけることができたのです。

 

第一の壁:『お客さまのサイトにリーチできません』

これは多くの先達の方々が、ブログで説明していただいているように、お名前.comで独自ドメインを取得されている方は、転送設定すれば簡単に解決します。

 

 転送設定には毎月110円かかりますが、アドセンス合格後は解除しました。

この件についても、他の人のブログの記事やTwitterのツイートで解除しても問題ないということを何件か確認しました。

 

転送設定後は、アドセンス申請時にやっと『コードが見つかりました』というメッセージが出ました。

あぁ、これで合格通知がくるだろう!と簡単に考えていたのですが、ここからが悪夢の始まりでした。

 

第二の壁:価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)

不合格理由として、一貫してこの文言が続きました。

色々調べて、合格に向けてやったことを順を追って書いていきます。

1)はてなブログ無料版時代の記事を下書きに戻す

はてなブログの無料版とProではドメインが変わります。

すると今まで使用していたURLが変わってしまいます。

 
https://kapuk0909.hatenablog.com/  【無料版】

👇
https://kapuk0909.com/    【Pro】

無料版で投稿していた記事が、検索インデックスに登録されたままになります。

新しいURLになった記事とは別の記事と判定されてしまうため、コピーコンテンツとして扱われてしまうのです。 

ということが分かったので、はてなブログ無料版時代に書いた記事はすべて下書きに戻しました。

 

2)Google Search ConsoleでURLの削除をする

記事を下書きに戻しただけでは、検索インデックスに登録されたままなので、Google Search ConsoleでURLを削除します。

インデックスを削除するページはここです。

https://www.google.com/webmasters/tools/url-removal

 

3)コピーコンテンツチェックをする

記事を書く上で、参考にしたサイトと表現が似通ってしまうことがあります。

そのような場合もコピーコンテンツ扱いになってしまうことあるので、「CopyContentDetector」というオンラインソフトを使ってすべての記事のコピーチェックをしました。

CopyContentDetectorのURLはここです。

ccd.cloud

4)インデックスが削除されているかを確認する

2のSeach Consoleの削除後に、本当にインデックスが削除されているかを確認しました。

その方法は、「site: 自分のブログのURL」を入れて、ググります。

ここで、確かにインデックスが削除されているかどうかが最終確認できます。

 

1)~4)を、不合格メールが来るたびに繰り返し行いました。

最終的には、4記事だけを公開していました。

この4記事も、文字数が2000文字~3000文字になるようにリライトしました。

また、この4記事に挿入した写真は自分で撮影したもののみで、無料の素材は念のために使いませんでした。

 

デジタルタトゥーが存在するのか

それでも、依然として不合格メールが来ました。

気になったのは、いくらインデックスを消しても、Search Consoleのサイトマップで検出されたURLの数が一向に減らないのです。

どうして減らないのかは、わかりません。

そもそも一旦検出されたURLは減らないのかもしれません。

つまり、デジタルタトゥーと言われるように、一旦登録されてしまったインデックスはそう簡単には消せないのかと思い、絶望してしまいました。

 

別ブログを作る

こうしてにっちもさっちも行かず、ブログに対するモチベーションもすっかり下がってしまいました。

この時期は、ブログを書く気にはなれず、あいかわらず打開策を探っていました。

そんな時に、はてなブログで一つ目のブログでアドセンスが合格すれば、二つ目に申請したブログは通りやすいという記事を読みました。

こうなったら、急がば回れです。

早速、本ブログとはテーマを変えた別ブログを立ち上げました。

こちらのブログは、hatenablog.comのドメインで作りました。

別ブログで心がけたことは以下のことです。

  • 文字数は、最低3000文字以上
  • グローバルメニューを設置
  • 目次を使って、論理立てて書く
  • 読者に価値提供になるような記事を心がける

とりあえず、2記事書いたところで、早速アドセンスの申請をしました。

1回目は、『サイトが見つかりません』で不合格

この時は、なにも変えずにすぐに再申請をしました。

2回目は、『アドセンスポリシー違反』で不合格

少なくとも、ブログの存在が認識されたことに一安心しました。

ブログのタイトルに『健康』という文言が入っていたため、もしやこのこの言葉がポリシー違反に当たるのかもしれないと思い、ブログ名を修正しました。

3回目に、ついにアドセンス合格!

なんと、2記事でアドセンスに合格できたのです。

 

本ブログもやっとアドセンスに合格

別ブログの合格メールをもらってから、間髪入れずに本ブログのアドセンス申請をしました。

翌日にはあっさりと承認メールが届きました。

なんだか、あまりにあっけなく合格通知が来て拍子抜けしてしまいました。

 

まとめ

やっとアドセンスに合格して、ようやく暗いトンネルから抜け出すことができました。

あまりに不合格メールが続き、気持ちが落ち込むこともありました。

また全然ブログが書けませんでした。

それでも、この期間はブログとの向き合い方を考えられた時期となりました。

だから、無駄じゃなかったと思っています。

この経験はこれからブログを書いていく中で、きっと役に立つと信じています。

 

私のやり方は、遠回りだったのかもしれません。

それでも、私と同じような状況(はてな無料版からPro移行にしてから、アドセンス合格で苦労している)の方が、どうにもこうにもならない場合は、私のやり方も選択肢の一つに入れていただければと思います。

 

そして、私と同じ状な状況の方が一日でも早くアドセンスに合格されることを祈っています。

 

 

新型コロナウイルスの感染者だと思われてしまうかもしれない

日本では、日を追うごとに新型コロナウイルスの感染者の数が増えているニュースをが伝えられていますね。

ちょうど春節の時期に通常よりも多くの中国人観光客が訪日するという、なんというタイミングが重なってしまったと思いました。

ヨーロッパのスイスでも、新型コロナウイルスのニュースが連日流れています。

スイスでは新型コロナウイルス感染の疑いのある症例が50件報告されていましたが、いずれも陰性だったと公表されています。

一方、隣国のフランスやドイツでは陽性の感染者が出ていますので、この先どうなるかは分かりません。

 

また、フランスではアジア系住民の差別が広がっているというニュースも目にしました。

www.jiji.com

 先日、街へ出かけた際に、スーツケースを引いて歩いている中国人と思われる観光客の人たちとすれ違いました。

その時、無意識に自己防衛本能が働いて、私は思わずその方たちと距離を取ってしまいました。

でもそこで、はたと思ったことがあります。

スーツケースを持っていないのであきらかに旅行者ではないと見えても、周りの人は日本人も中国人も見分けがつかないから、気づかないうちに私も避けられているのかもしれないということです。

今のところ露骨に避けられたりはしていませんが、もしスイスで感染者が出たら、そういうことも起きるかもしれません。

 

また、日本では、これほど新型コロナウイルスの感染が広がっているにも関わらず、接客業に携わっている人の中には、お客様に失礼に当たるという理由で、マスクをつけることができないということを聞いて驚いてしました。

お客様ありきで、自分の健康を守ることだなんてあり得ません。

どこまで日本人はお人よしなのかと呆れてしまいました。

こんなことをしていたら、人から人へ感染してしまうウイルスなのですから、いよいよパンデミックは避けられないでしょう。

mask

 

今のところ、なるべく外出を避けるようにしています。

それは、いつどこで感染するか分からないということと、アジア人として周りの人に避けられてしまうのではないかと思うチキンな気持ちからです。

 

新型コロナウイルスに感染してしまわれた方々の回復を心よりお祈り申し上げます。

自分推し!

今週のお題「応援」

この記事を書く前に、他の方の記事を読んでみたら、それぞれの目標に向かって「自分」を応援したい人がたくさんいることに気づきました。

それぞれの自分の目標に向かって心の中で自分自身を応援している姿を目の当たりにして、私も他の方を応援したい気持ちになりました。

 

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 

私の今年の目標はズバリ「自分推し」です。

海外に住んでいると、ほとんどが「自分推し」な人ばかりです。

人がどう思うかはほとんど頭にはなく、自分の意見や主張を清々しいほどに通す人が多いです。

人をおもんばかったり、協調性を大切する日本人の私には相容れないことです。

黙ってふんふんと人の話を聞いていると、延々と自分の話したいことを話します。

そして自分の話が終わると、気が済んだかようにその場を去っていく人も多いです。

最初はあっけにとられていましたが、今では慣れました。

人から学ぶことは大切ですが、学ぶだけでアウトプットしなければ何にもなりません。

 

だから、もっと「自分推し」しないといけないのです。

自分が心地よいと思える地場を作れるのは、自分しかいません。

自己が変わらなければ、欲しいものが手に入りません。

 私にはまだまだ欲しいものがたくさんあります。

一つ一つ手に入れるには、まずは「自分推し」をすることが第一歩だと思っています。

 

 

 

墓地で散歩する!?

昨日はAnnaとのタンデムの日でした。

クリスマスをどう過ごしたかと話していたところから、いつの間にかに墓地の話題になりました。

 

私が日本にいた時は、月に1度は父のお墓参りをしていたと話しました。

30年以上前にすでに亡くなっているAnnaのお父さんのお墓参りをするかと尋ねたところ、今は墓地にお父さんの墓石はないと言っていました。

 

スイスでは、墓地に埋葬後25年経過すると(州にもよりますが)、管轄区の役所から墓石ごと撤去されます。

国土の狭いスイスはそうしていかないと、墓地を作るスペースがいっぱいになってしまうからです。

掘り起こされた墓地には、また新しい墓地が作られていきます。

 

という事情から、お父さんのお墓参りはもうできないけれど、時々墓地に散歩をしに行くと言うのです。

tomb

 

墓地を散歩する!?と私がびっくりすると、Annaは、

「お花がきれいに植えられていて、墓地は静かだから、とてもリラックスするのよ。だから、時々散歩にいって、ベンチで本を読んだりするの。」

と言うのです。

 

墓地というと日本の墓石と墓石の間が狭く、墓石が林立している風景を想像してしまったのですが、ヨーロッパの墓地は木々がたくさん植えられており、その墓石ごとにお花が植えられており、ゆったりした作りになっています。

 

家の近くに谷中霊園というかなり大きな霊園があり、徳川慶喜をはじめ、渋沢栄一、鳩山一郎や横山大観など、各界の著名人の墓があることでも知られています。

また、桜の名所としても知られており、霊園の中央路に植えられた桜並木があり、お花見に何度か行ったことがります。

しかし、あくまでもお花見で、谷中霊園を目的として散歩へ行ったことがありません。

確かに落ち着いた雰囲気ですが、リラックスするという気分にはなれません。

私は霊感はないのですが、やはりどことなく居心地の悪さを感じてしまいます。

墓地には、なんとなく霊が漂っているという気になってしまうからです。

この感覚は、宗教観の違いによるものだと思います。

 

Annaは毎年この時期にベルリンへ1週間ほど旅行に行くのですが、ベルリンに行くたびにお気に入りの墓地があって、来週から行く今回もそこを訪れるというのです。

Annaのお気に入りのベルリンの墓地は、なんとトリップアドバイザーにも観光スポットとして登録されていて、またまたびっくりでした。

 

www.tripadvisor.jp

 

確かに写真を見てみると、木々がたくさん生えており、落ち着いた雰囲気で散歩するにはいいところかもしれないと思いました。

Annaにとって墓地を散歩するのは、公園を散歩することと同じ感覚なのですね。

また一つ、カルチャーショックを受けたのでした。

 

 

平成の30年間あまり、国民はずっと美智子さまに騙され続けてきたのだろうか?

日本から離れて住むと、今住んでいることしか興味がなくなる人と、日本のことをアップデートで知りたいと思っている人に分かれると思います。

私は後者で、ネットで常に日本のニュース等をチェックしています。

たまに日本の家族と話すと、私の方が日本で起こっていることや事件をよく知っていることがあります。

毎日チェックするのは、Yahooニュースや各新聞社のHPです。

Yahooニュースは日本でもチェックしていましたが、スイスに住むようになってから、コメント、いわゆるヤフコメも読むようになりました。

以前から皇室にそれほど興味があったわけでもないのですが、眞子さまと小室圭さんのことが良く取り上げられていたのと、今年は平成から令和へと変わったので、皇室関連のニュースをよく目にするようになりました。

すると、今まで聞いたことのない『ミテコ』という言葉をよく目にするようになりました。

最初は、何を指しているか良く分からなかったのですが、程なくして『ミテコ』とは美智子さまを揶揄した表現であることが分かりました。

美智子さまは自己愛が強く、目に余る女帝のような振る舞いから、『私を見て!』から来た呼び名だったのです。

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そして最近、元宮内庁職員だった方が綴るブログ『皇室是々非々自録』を見つけました。

koshitsu.info

 

このサイトを見ていると、私たち国民はずっと美智子さまに騙されていたのではないかと思うようになりました。

 

雅子さまはなぜ適応障害になってしまったのか?

今でも雅子さまが結婚する前に、外務省時代にイギリスでの研修中にマスコミに追いかけられてインタビューに答えていた映像を今でも鮮明に覚えています。

凛とした佇まいで、マスコミからの質問にはっきりと答えていて、自信に満ち溢れていてまぶしいぐらいにかっこよかったです。

それなのに、結婚後いつの間にかに適応障害と診断されて、めっきり公務には出られてなくなり、多くの否定的な報道がされていました。

きっと、バリキャリから皇室へ世界がガラリと変わって、自分が想像していた世界ではなく失望されて適応障害になってしまったのかと勝手に想像していました。

しかし、どうやら美智子さまの執拗ないじめや嫌がらせで、雅子さまは適応障害になったのではないかと、思うようになりました。

 

koshitsu.info

koshitsu.info

 

美智子さまは稀代の女優であり、『メディア支配』に長けていた

 

美智子さまは、国民と家族のために私を捨てて一身に尽くす、質素倹約の良妻賢母を理想像として、その役を演じ続けていたそうです。

また、美智子さまの愛読書はなんと『週刊誌』で、女性週刊誌は必ず目を通され、皇室関連記事はスクラップ帳に貼りつけ保存しているとのです。

速報性と話題性が優先される週刊誌を愛読し続けている理由は、美智子さまがご自身の「聖母マリアのようなイメージ」 を何より大切にされるからだそうです。

これまでも、週刊誌等で美智子さまに関するネガティブ報道がされた時に、精神的ストレスのあまりに「失声症」になったと宮内庁が発表しました。

それでも、娘の黒田清子さんとだけは話ができたそうです。

そんな「失声症」があるのでしょうか?

そして最近も、9月ごろから「精神的ストレス」で体調不良で、血が混じる嘔吐が数回あったと報道されています。

その割には、この時期にラグビーワールドカップの観戦に出掛けたり、鑑賞会等へ頻繁に出掛けていたのです。

何が事実なのでしょうか?と疑念を持たざる負えません。

 

被災地訪問は『ショー』だった!?

災害や震災が起こるたびに、上皇陛下と上皇后が被災地を訪れて、被災された人たちをを訪問している姿をテレビでよく観ていました。

しかし、これもパフォーマンスであり、嬉々として被災地に行っていたそうです。

更に、被災地へ出かける前に、美智子さまが「どの場所でどの服を着るべきか?」「お化粧は明るめにするか昏めにするか?」など緻密に担当と打ち合わせをしていたと聞いて開いた口が塞がりませんでした。

被災地に行かれる度に服を新調し、子供を抱いた時に優しい感触を味わてもらうために、素材は高価なシルクを選ぶほどの念の入れこみようだとのことです。

 

koshitsu.info

 

今思い返すと、被災された方々は、お二人が慰問に来られてどのように思っていたのかが知りたいと思いました。

ただ単に有難いことだと思っていたのでしょうか?

 

この元宮内庁職員の方が言っていることが真実なのかどうかは、正直分かりません。

ただ、上皇が退位を表明してから2年以上経ち、平成から令和に移っても、まだ皇居から引っ越ししていません。

それは、120トンもの荷物の仕分けが終わっていないからということを聞いて、本当に信じられないと思いました。

そんな大量の荷物を引っ越し先に持って行ってどうするおつもりなのでしょうか?

 

今まで、美智子さまをネガティブな見方をしていたことはありませんでした。

上品で優しくて、きっと『慈愛』に満ちたすばらしい方だと思っていたのに、じあいはじあいでも『自愛』に満ちた恐ろしい人だったのですね。

しかし、ネット等を通して真実と思われることを知る度に、騙されていた感がぬぐえず非常に残念に思います。

 

 

 

死海の塩をバスソルトとして使うと、市販の入浴剤よりもずっと身体が芯から温まります

日本ではお風呂の中に入浴剤を入れて、毎日必ずバスタブに浸かっていたのですが、スイスに来てからは、すっかりシャワーを浴びるだけになっていました。

2週間ぐらい前、気温がぐっと下がり寒かったある日のこと、夫のヤミさんが突然肩甲骨から肩にかけて痛みがあると言い出しました。

きっと寒さで筋肉も硬直していると思い、しっかりと身体を温めるために、とりあえず家にあった調理用の精製された塩を1カップバスタブに入れてみました。

すると滝のような汗が出て、かなり肩の痛みが取れました。

それ以来、週に1~2回、ゆっくりとバスタブに浸かっています。

 

ドイツ発祥の日本でも売っているKneipp(クナイプ)を使ってみる

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一度、ドイツの有名な入浴剤のKneipp(クナイプ)の1回分を試しに使ってみました。

色々な種類がある中で選んだのは、冷えた身体を温めるという『オレンジ・リンデンバウム(菩提樹)の香り』でした。

 

体の芯からあたたまり、湯冷めしにくいので、寝る前までポカポカが続きます。保温効果のあるオレンジと発汗を促すリンデンバウムの効果で体をしっかり温めます。              

                         クナイプのHPより

 

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 Kneippのバスソルトは、地下460mに眠る2億5000万年前の海水を、昔からの方法で精製した天然岩塩とエッセンシャルオイルから出来ています。

お湯がきれいなオレンジ色に染まりますし、確かに香りもいいのですリラックスした気持ちにはなるのですが、あれ?食用の精製された塩の方がずっと温まるし、入浴後もしばらくポカポカと温かさが続いていたのです。 

シンプルな塩を入れただけの湯舟を知らなかったら、Kneippも十分温まると思ったのかもしれませんが、なんか違うと思ったのです。

おそらく、1回分の小分けされた分量は適正なのかもしれないですが、自分なりに必要と思う量をたっぶり入れた方がより効果的です。

 

死海の海のバスソルトのスゴイ効果

そんな時に、Migrosというスーパーマーケットでたまたま見つけたのが、『死海の海』のバスソルトでした。

500g入りで、3.9フラン(約450円)でした。

使用法には、一袋の半分(250g)もしくは一袋全部(500g)を35℃~37℃のお湯に溶かして、15~20分湯舟に浸かると書いてあります。

しかし、とりあえず袋の4分の一ぐらいの分量と、家にあった100%のペパーミントオイルを10滴ほと垂らしてみました。

すると、精製された食用塩よりも肌当たりがやわらかく、じんわりと身体の芯まで温まったのです。

お風呂から上がっても、しばらくはポタポタと汗をかくほどでした。

さらに、このお風呂に入った夜はとても熟睡することができたのです。

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死海の塩は塩分濃度が高いため、人体が浮くというのは知っていましたが、調べてみたら効果が非常に優れていることが分かりました。

 

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死海は、アラビア半島北西部に位置しており、塩分濃度が約30%と一般的な海と比べ非常に高いのが特徴です。

パッケージにも26種類のミネラルが含まれていると書かれている通りに、ミネラルが豊富に含まれています。

大きく分けると、ミネラル系とマグネシウム系が含まれており、ミネラル系は肌の美容に効果的で、マグネシウムは保湿面に優れる特徴があります。

クレオパトラも死海の塩を愛していたというのもうなずけます。

死海の塩は、特に抹消神経の流れが良くなるので、冷え性の人や体の末端が冷えやすい人に効果的です。

また、体から吸収されたミネラル分は、水分の蓋のような役割を果たすので、体の熱を逃がさない役割もあります。

道理で、いつまでもポカポカと身体が温まっていたのですね。

 

ただ死海の塩を入れる量には、十分に気を付けなければなりません。

なぜなら、夫のヤミさんがバスソルトをケチらずにたっぶり入れろとあまりにもしつこくいうものだったので、最初に入れた量よりも多めの1.5倍ぐらいの量をバスタブに入れて入浴してみました。

すると今度は温まりすぎて、二人とものぼせてしまい、バスタブの中であわやフラフラになってしまうところでした。

何事も自分に合った適量でなくてはいけませんね。

 

私があまりに死海の塩を気に入ったので、夫のヤミさんに死海に行きたい!と言ったら、バスソルトで十分だと速攻で却下されてしましました。

とはいえ、一生に一度は、死海の海でぷかぷかと浮かぶという夢は諦めません。

いつか死海の海へ行くことが、今では私の大きな目標となりつつあります。

 

何はともあれ、この冬は毎日とはいきませんが週に1~2回は『死海の塩』のバスソルトで乗り越えようと思います。

というわけで、死海の塩、もしくはシンプルな塩をバスソルトとして使うと、色や香りの付いた市販の入浴剤よりもはるかに身体が温まりますので、試してみてください。

 

ドラッグ中毒者のスイスでのサポートの仕方

昨日はLukasとのタンデムでした。

話したテーマは、ドラッグ中毒者に対するスイスでのサポートの仕方でした。。

 

日本では、クラブ等も行ったことがありませんでしたし、もちろん身の回りにドラッグをやっている人はいませんでした。

ですので、私にとってドラックはどこか全く関係のない、知らない世界のことでした。

 

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しかし、スイスでは街でドラック中毒のジャンキーをしばしば目の当たりにします。

ジャンキーは一様にうつろな目をして焦点が定まっておらず、やせ細っていて身なりも崩れています。

そして、訳の分からないことを大きな声でつぶやいていたり、誰彼と構わずに話しかけていたりします。

そんな彼らを見ると、なんだか見てはいけないものを見てしまったような気がすると共に、本当にドラッグの恐ろしさを感じます。

 

私が住んでいる街の中心部から少し離れた一角にジャンキーが集まる場所があります。

ジャンキーばかりが集まっているので、一種異様な雰囲気が漂っています。

いつもそこを通りかかる度に、なぜそこでジャンキーが集まるのか不思議に思っていたので、Lukasにそのことを尋ねてみました。

なんと驚くことに、そこはジャンキーが欲しい種類のドラッグを1日に2回無料で供給する場所だったのです。

 そこで供給されるドラッグは、Lukas曰く『きれいなドラッグ』だというのです。

私が、思わずきれいなドラッグとは何かと訊き返しました。

すると、混じり物が入っていない、純粋な成分だけで作られたドラッグのことをそう呼ぶらしいです。

なぜ純粋な成分である『きれいなドラッグ』を配布しているかというと、不純物が混ざったドラッグは体に悪影響を及ぼすからだというのです。

私からしたら、ドラックをやっているだけで体に悪いことばかりだと思うのですが、興味深い考え方だと思いました。

この『きれいなドラッグ』は、州の予算で提供しているということです。

 

ドラッグ中毒者にドラッグを止めさせることは非常に難しいらしいのです。

沢尻エリカもかれこれ10年以上もドラックをやっていたと報道されていましたね。

ドラッグを止めさせるためには、精神面の療法が必要であり、それには長く時間がかかるそうです。

すると、この療法にかかる費用で保険会社がかなりの負担になってしまい、それによって州の財政を逼迫させてしまうので、ドラッグ中毒者にはドラッグを完全に止めさせるのではなく、ドラッグと共存させる方法を選んだということなのです。

 ドラッグの中には、混ざりものが多く混入されていて粗悪なものがあるので、敢えて『きれいなドラッグ』を供給することで、身体への負担を減らしているのだそうです。

また、ドラッグ中毒者には、『きれいなドラッグ』だけでなく、住む場所、保険、働ける人は働く場所、さらに1日30フラン(日本円で約3300円)を州が提供しているということです。

なぜ30フランなのかは、ドラッグを買いたくても買えない低い金額に抑えているというのです。

この至れり尽くせりの手厚すぎるサポートを聞いて、驚いてしまいました。

ただ、このようなサポートがあるため、犯罪も抑えられているようです。

これではなかなかドラッグ中毒からは簡単には抜け出せませんよね。

一通りLukasがドラッグ中毒者へのサポートについて説明した後、ポツリと言ったことが印象的でした。

それは、「ジャンキーは、ドラッグのせいで長生きができないんだよ、80歳過ぎのジャンキーって見たことない」でした。

 

そして、Lukasは私に、ジャンキーをサポートしたり立ち直らせるためにはどうすればいいと思う?と訊きました。

私は、近くにいる人の愛だと答えました。

人に愛されていると感じることができれば、もっと自分のことを大切にすることができるのではないかと思ったからです。

でもそんな簡単なことではないので、本当に難しい問題です。

 

 

 

肉汁がジュージュー滴るお肉が食べたい!

今週のお題「いい肉」

 「いい肉」の定義とは?と言われれば、やはりブランド肉のA5ランクを真っ先に思い浮かべますが、ここスイスではそんな贅沢なことは言っていられません。

なぜならば、牛肉であれば赤身ばかり、豚肉では薄切りの三枚肉なんてものはなくブロック状のものや厚切りばかり、鶏肉は皮がついていないもも肉かパサパサのむね肉やささみばかりです。

さすがに、手羽肉は皮つきですが。。。

日本にいた時は、脂身や皮をできるだけ避けていましたが、今は脂身がしっかりとついた肉もしくは皮付きこそがおいしくていい肉だと遅まきながら認識させられました。

今まで脂身や皮を食べなかったなんて、なんてもったいないことをしていたことでしょう。

 

日本に帰国した時に食べたいものの一つは、なんといっても焼肉です。

網の上で、ジュージューと肉汁が滴るカルビやタンを食べる至福の時は、本当に贅沢だと今更ながら思います。

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また、ステーキの厚切りもいいですが、やはりお肉は薄切りこそが本来のお肉の味わいを感じられると思うのです。

 

ここスイスでは、夏にみんなこぞって屋外でバーベキューをします。

でも、もともと脂身のない肉を焼くのですから、出来上がりはいやに焦げ目がついたパサパサの肉になります。

バーベキューは、バーベキューをする過程を楽しむことはできますが、バーベキューで焼いたものを味わい楽しむことを期待してはいけないのです。

 

スイスでは、自国の農業を守るために、牛肉、豚肉、鶏肉、どれをとっても値段が高いです。

日本で比較的安価なひき肉や鶏肉のささみでも、スイスでは日本の倍、もしくはそれ以上の値段がします。

もう、特売の時にしか買う気になれません。

 

スイス人はどんなお肉をよく食べているかというと、いわゆる加工肉です。

ソーセージだったり、生ハムだったり、サラミ等です。

こういったものは塩気が多かったり、やはり新鮮さには欠けますし、あまり健康的ではないのでほとんど食べません。

 

日本のお肉は手ごろな値段で、脂身が程よくついていて、薄切り肉も豊富で、実にすばらしいと思います。

あ~、焼肉が食べたい!

 

すっかり秋は通り過ぎていたと思っていたところに見つけた秋

今週のお題「紅葉」

今週のお題は「紅葉」ですが、ここスイスではもうすでに冬の様相。

気温もかなり低くなりすっかり秋を通り過ぎていたので、このお題で書くことはないなと思っていたところ、近所に買い物に出掛けた時に見つけたのがこの木でした。

 

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いつも買い物をする時に必ず通る道に、この木があります。

この木があったという表現の方が正しいです。

なぜなら私がここに移住してきた3年前に、随分太くて大きな木だったにもかかわらず、突然伐採されていました。

あんなにりっぱな木でしたし、周りにも同じような大きくて古い木が他にもあるのに、なぜこの木だけが伐採されてしまったのかとその時は不思議で仕方がありませんでした。

木の樹齢のことは良く分かりませんが、おそらく100年以上は立っていた木だと思います。

 

そして、今日たまたま目にしたこの木。

伐採された直後は切株だけだったのに、いつの間にか枝が四方八方に伸び、葉っぱもこんなにつけていたのです。

無造作に伸びた枝は何とも言えずに調和が取れていて、造形美を感じました。

そして、木の周りを囲む枯れた落ち葉でさえ、この木を引き立てています。

自然は美しくてたくましいなぁと心から思いました。

 

冬に向かって日が短くなり、太陽が出ることもめっきり減り、気持ちも枯れ気味になり落ち葉になっていました。

でもこの木を見つけて、私ももっともっと枝を伸ばして、花を咲かすまではいかないまでも、空に向かってたくさん葉っぱを生やしていこうと思いました。